よく新聞の読み方の指南書などを読んでみると、”意見の偏りをなくすため、新聞は数社読みましょう!”というような意見をよく見ます。
本当に数社読む必要ありますか?
私自身はその必要はないと考えていて、実際、長年に渡って、日経新聞1社だけを購読し続けています。
特に新聞を読み始めてまだ日が浅い初心者の方であれば尚更です。
理由は2つあります。
1つは、情報過多は百害あって一利なしと考えていること。
情報は多ければ多いほどよいというわけではありません。
あと、某全国紙たちは左派とか右派とか意見の偏りがあるみたいな意見もよく耳にしますが、日経新聞はそのような意見を聞いた記憶がありません。
要は、いかにその新聞が提供する情報が信用できるか、ということではないでしょうか。
もう1つは、数社の新聞を読むという作業量が大きな負担となり、新聞を読むこと自体が嫌になること。
日経新聞だけでも凄い情報量で、読みこなすのに苦労するのに、更に読む新聞が増えれば、間違いなくキャパオーバーになってしまうでしょう。
そして、新聞を読むことを挫折してしまうのです。
こうなってしまっては本末転倒です。
まずは、日経新聞1社に絞って、読み続けることを目標にしましょう。